福井 福井の正社員・派遣社員・パート
薬剤師の転職・派遣ならお仕事ラボ

福井県の薬剤師数は1,453人で、人口10万人に対する薬剤師数は全国平均の226人よりも42.1人少ない183.9人と、薬剤師がやや不足している状況といえます。

福井県内には病院70件があり、福井市を中心に400以上の病床数を有する大規模な病院から中小規模の病院まで幅広く揃っています。その他、薬局289件、診療所581件があり、それら職場で働く薬剤師数は病院勤務が335人、薬局勤務が723人、診療所勤務が52人。福井県で働く薬剤師1,453人のうち、23.1 ％が病院、49.8 ％が薬局に、3.6 ％が診療所となっており、薬剤師の約半数が薬局に勤務しています。

福井県で働く薬剤師の平均年収は全国平均の515万円よりも113.3万円低く401.7万円で全国第45位とかなり低いですが、正社員・契約社員などを中心にUターンやIターン、地域手当や住宅手当などを優遇し、高年収・好条件の求人も多くみられるのが特徴です。パートにおいても通常の時給よりは高く2,500円や3,000円といった求人もありますし、比較的午前中のみや週の日数少なめなど相談できるケースが多くあります。
また、福井県の病院・診療所、薬局・医療施設で働く薬剤師の平均年齢は46.6歳。全国の平均年齢45.3歳と比較すると、やや高くなっております
平成26年時点で、福井県の人口10万人に対する薬局数は全国平均44.65軒に対し34.95軒となっています。人口10万人に対する訪問薬局数は全国平均37.64軒に対し30.76軒となっており、いずれも全国平均に達していません。

福井県では、以前から薬剤師不足が懸念されており、2016年1月20日に発表された「第6次 福井県医療計画」には、医療機関におけるチーム医療の推進や、在宅医療など地域に密着したかかりつけ薬局の普及に伴う薬剤師の確保が課題として挙げられています。 福井県には薬学部のある大学がないため、福井県には県内に薬学部がないため、他県で薬剤師となって転職もしくは就職で県内に戻ってくることが必要で、新卒薬剤師の確保が難しい状況にあるといえます。福井県は、人口10万人に対する薬剤師数、薬局数とも全国平均を下回っており、薬局の求人募集が豊富にあります。

参照：「平成26年（2014年）医師・歯科医師・薬剤師調査」、「賃金構造基本統計調査」、「きまって支給する現金給与額×12ヶ月＋年間賞与その他特別給与額」、「地域医療情報システム」